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好きなこと諦めること

ブログ「つぶやきかさこ」
記事「努力しても報われないんじゃなく「努力」と言っている時点で終わっている

著者のかさこ氏は、情熱をもって好きなことに取り組むべし、と強く言う。実際に、脱サラしてフリーライターとして身を立てている人で、立派なものだと思います。

しかし、記事には明らかに間違った言葉もある。

というか「努力」って言ってる時点でその人は終わっている。
成長も成功もするわけがない。
だって「努力」と感じている時点で
好きでもないことを相当無理してがんばっているってことでしょう。

成功している人って自分が努力していると感じているのだろうか?
好きなことを夢中になってやり続けた結果、それが大きな力になり、成功した。
ただそれだけのことだ。

(引用ここまで)

この言葉は氏にとって真実なのであろう。同じように、何か好きなことに情熱を持って取り組む人も、この言葉に力づけられるかもしれない。しかし、これが普遍の真理であるわけでは全くない。

個人的な話で恐縮だが、私がふた昔近く前にソフトウェア企業に就職した際、希望は「機械制御」だった。モーターの回転数を1分間何回に制御して…というのをやりたかったのだ。当然、そのような制御系のシステムを請け負っている会社だ。就職面接時にも、明確にその希望は伝えていた。

ところが就職しても、私に制御系の仕事は回ってこなかった。事務処理系ばかりの仕事で、しかもシステムの新規開発ではなく、大昔に開発された古いシステムの保守にあたったり。正直、嫌で嫌で仕方が無かったが、これも経験の一つと割り切って、好きでも無いことを相当無理して頑張って努力した。

それを数年続けているうちに、やがて自分がそのシステムにとって「当てにされる人」になってきて、30歳になったあたりで、仕事に誇りが持てるようになったのです。

かさこ氏によると、私はすでに終わっており、成長も成功もしているわけがないことになる。
なぜなら、私は職業人生の始めにおいて、好きなこと、やりたいことを諦めて、「努力」して、好きでもないことを相当無理してがんばっていたからだ。

どうやら、氏の人間観によると、人間は次の2つに分類されるらしい。シンプルだ。
  1. 好きなことに情熱を注いで続ける人
  2. 好きなことを諦めて、現状への不平不満や愚痴をタラタラ述べながら過ごす人

1.は好ましい人間像で、2.はダメダメである、という点は私も同意する。しかし、
「1.でない者は、すなわち2.である」
という氏のシンプル過ぎる人間観は残念ながら間違いだ。実際には、次も加わるからだ。
  1. 好きなことを諦めて、自分にできることに誠実に注力する人
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