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自信満々な人に関する考察

■事例1

先日、仕事にて別グループの人を交えて打ち合わせを行った。その人(A氏とする)はベテランで、私よりずっと年長、ちょっと威圧感のある人だ。
少々込み入った内容の質問がA氏からあり、私が回答した。その件はそれで決着したと思ったが、その後、私が資料を全員に配って説明を始めると、何故かA氏が怒り出した。
曰く、配られた資料の内容が、先程のジェットマグロの回答内容と矛盾している、と。

私は始め、何のことか分からなかったが、A氏の怒りの声をしばらく聴いているうちに、だんだんと分かってきた。どうやら、最初のA氏からの質問について、私が意図を取り違えて理解しており、ゆえに間違って回答していたらしい。

そこで、私はまず
「ごめんなさい。Aさんの質問の意図を間違って受け取っていました」
と謝罪してから、自分がどのように受け取っていたかを、丁寧に全員に説明した。
それによってこの件は落着し(A氏はまだ不機嫌そうな顔をしていたが)、やがて打ち合わせも終了した。

■事例2

私が現在携わっているプロジェクトは、複数の会社から15人程度の技術者を集めて進められている。私と同年代のB氏もその一人だ。技術力は高いが、傲ることはなく、とてもフランクな人物である。
B氏と同じ会社から、若手のC氏も来ているのだが、彼はかなりおっちょこちょいで、何か失敗をしては、B氏が指導する、という場面がしばしば見られた。その際、常にB氏が、実に根気強く、にこやかな笑顔を絶やさずに諭すのを見て、私はいつも感心していた。

ある日、帰宅がたまたまB氏と一緒のタイミングになり、道すがら、ちょっと話してみた。

ジェットマグロ
「Cさんがどんなに失敗しても、Bさんは怒鳴ったりせずに指導していて、偉いなぁ、といつも思っていますよ。でも、Cさんが次から次へと新たな失敗を繰り出すものだから、Bさんがそのうちキレてしまわないか、私は心配だ」

B氏
「Cを丁寧に指導するのは、早く一人前になって欲しいからですよ。そうでないと、いつまでも自分が楽をできないですからね。若手に怒鳴ってもしょうがない。
でも、顧客から理不尽な扱いを受けて怒鳴ったことはありますよ。自分は立場が下の者に向けて怒鳴ることはないが、上の者に向けてなら怒鳴る」

■考察1

A氏は打ち合わせの場で何故怒ったか?
それは「ジェットマグロは言行不一致である」と感じ、不快感が生じたからだ。さらに、A氏にとって私が下の立場であることも要因の一つだろう。(A氏が上司や顧客など、上の立場の人に対して腰が低いのを何度か目撃している)
ここで、「不快感が生じた → その原因はなんだろう?何か行き違いがあったのか?」
ではなく、「不快感が生じた → 相手が悪い」
というシンプルな思考回路の持ち主でなければ、怒り出すことは無い。

A氏は常に自信満々である。その自信の内容を一言でいえば、
「常に正しいのは自分で、間違っているのは相手である(明々白々に自分に落ち度がある場合を除き)」
になろうか。

■考察2

B氏はC氏の“また失敗しちゃいました攻撃”にも関わらず、なぜ怒らないか?
それは、部下や後輩に対して感情の赴くまま怒鳴り散らしても、ちっぽけなストレス発散の意味しかなく、育成の観点からはマイナスでしかないことを深く知っているからだ。
そして、
「自分は立場が下の者に向けて怒鳴ることはないが、上の者に向けてなら怒鳴る」
というB氏の言葉からは、氏のプライドが伝わってきた。

B氏は常に静かな自信に満ちている。その自信の内容を一言でいえば、
「エンジニアとして自分が拠り所とするのは技術のみである。政治的権力ではない。この信条で今までやってきた」
になると私は想像している。
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