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大阪府方式への誤解

大阪府登録の要約筆記者の方から、過去記事「連係入力者養成の工夫」(http://jetmaguro.blog.fc2.com/blog-entry-144.html)へのコメントをいただきました。
大阪府の入力者養成について、私が聞き落とした(読み落とした)ポイントについてです。

まず、前掲記事で私が書いている
>すなわち「要約をさせない」工夫に違いない。

これは事実に反する。大阪府では全文(に近いものを求める)ニーズはもちろん、要約ニーズに対しても連係入力で対応する方針である。後者に対しては要約の技術が求められるのであって、「要約させない」わけにはいかない。

また、私が感心して取り上げた、「数字を使う方法」はひとつの方法に過ぎず、それよりも先に文字を使う。
たとえば芭蕉の「古池や蛙飛びこむ水の音」
であれば、
 入力者A「ふるいけや」
 入力者B「かわずとびこむ」
 入力者A「みずのおと」
など。

本来の連係入力であれば、
 1.その場の音声を聞きつつ
 2.ペアの入力内容を聞きつつ
 3.表出順が入れ違わないように

これらについて同時に気を配って入力、表出する必要がある。しかし、誰でも知っている俳句を題材に使うことで、1.の負荷を取り除きつつ、まずは2.と3.に集中できるようにする、という意図があると、ご指摘をうけて改めて想像しました。

決して、要約させないことを意図して養成しておらず、また数字ばかり使っているわけでもないのである。
ではなぜ、前掲記事にて、私は「要約させない」「数字だけを使う」かの如き偏った受け取り方をしてしまったか?
その大きな理由は、私が、次のような動機をもって日根さんの講演を聴いて(読んで)いたということだ。

「大阪府では、受講生は連係入力と1人入力の両方を学ぶ。しかし、地域によっては、1人入力しか学ばずに養成講座を修了するところもある。もし、そういう地域で、修了後に改めて受講生に対して連係入力を教えるとするならば、どのような方法が適しているだろうか?」

「その地域の受講生は、『パソコン要約筆記は、要約ありき』という考えを身につけて講座を修了している。1人入力では要約が必須だからだ。
そこに連係入力を教えるには、あえて『要約させない』ことを、指導者は意識する必要があるのではないか?
受講生が身につけてきた『要約ありき』の考えを、一時的に剥ぎ取ることが必要なのではないか?」
(あくまでも一時的な措置である。恒常的に剥ぎ取って、せっかく学んだ要約技術を忘れさせてはダメ)

上記のような考えをもって講演を聴いていて、強く印象に残ったのが、数字を使う方法だったのだ。
文字を使う方法だと、例の俳句の場合、
 入力者A「古池」
 入力者B「蛙の」
 入力者A「水音」
という要約をしてしまう強者がいないとは限らない(いないか)。しかし数字の羅列なら、どう頑張っても要約などできない。なるほどなぁ…

こういう具合に受け取ったのでした。
それは私の問題意識にそって切り取られた理解に過ぎず、大阪府の養成の実態からは大きく外れており、これが大阪府方式であるとの誤解を招くような記事は拙かった、と反省しました。
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