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前ロール考

パソコン要約筆記で、イベントの情報保障に赴くとする。
事前に「式次第の台本」がもらえることがあり、そこには、司会者の話す内容が時系列で書かれている。
当然、「前ロール化」を考えるだろう。
事前に前ロールとして仕込んでおけば、当日、司会者の話を必死になってキーボードに打ち込まなくても済むからだ。

その際、台本の表記をそのまま前ロールに反映させる必要はない。
たとえば、
「○時○分に開会と成ります」
と台本にあれば、
「○時○分に開会となります」
にすべきだ。
後者のほうが読みやすいから。

そもそも、台本というのは音声で話すのが主目的であって、そのための手段として、内容を文章で書いてあるに過ぎない。
手段に過ぎないもの、すなわち文章の表記("成ります"、とか)を、それほど尊重する必要はないのである。
音声が主、文章は従なのだ。

しかし、前ロール化にあたって、原稿に書かれている表記を尊重すべき場合もあると思う。

たとえば「作文の朗読」だ。
自治体主催のイベントなどで、小中学生の作文コンクールの入賞者が、壇上で自らの作品を朗読するケースがある。
その場合、事前に作文原稿がもらえたならば、情報保障者は、前ロール化にあたって、その作文の表記を尊重すべきだと思うのだ。
小学校低学年の作品だと、ひらがなが多くて、
「ここ、漢字に置き換えれば、すごく読みやすくなるんだがなぁ…」
という誘惑に駆られるが、それも断ち切らねばならない。

なぜなら、作文というのは書き言葉である。本来なら、耳で聞いてもらうのではなく、目で読んでもらうことを想定して作られた文だ(ここが台本とちがう)。
ただし、イベントにおいては、優秀作品の内容を一度に多くの人に伝達しなければならないため、朗読して聞いてもらう…という手段がとられているに過ぎない。
文章が主、音声は従なのだ。

であるならば、情報保障の字幕としては、もとの文章の表記に忠実であったほうが、作文の書き手から、字幕の読み手への、情報伝達の精度は高いと思う。
小学校低学年の、ひらがなだらけの文章を、そのまま字幕に出すことで、
「あぁ、まだ漢字はあまり習ってないけど、頑張って書いたんだな」
という情報を伝えられる、ということだ。
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就職活動

就職シーズンを迎えた学生が、
「自分には『やりたいこと』が見当たらない…」
といって悩むケースがある。
これを詳細に考えると、

(1)やり甲斐のある仕事に就きたい
 ↓
(2)そのためには、まず『やりたいこと』を把握しなくてはならない
 ↓
(3)しかる後に、その『やりたいこと』が実現できる仕事に就かなくてはならない

という流れの思考において、(2)で躓いているといえよう。
確かに(1)は当然の欲求である。しかし、そのために(2)(3)が必須かどうかについて、私は懐疑的だ。
私の考えは、

(1)やり甲斐のある仕事に就きたい
 ↓
(2)そのためには、まず『やりたくないこと』を把握しなくてはならない
 ↓
(3)しかる後に、その『やりたくないこと』からなるべく遠い仕事に就け

である。これについて述べたい。

私は高校生時代にアルバイトをしたことがなかった。大学受験に失敗して、浪人となったが、どうしてもアルバイトをしたかったので、東京駅の地下街および地下駐車場の清掃のアルバイトを始めた。
なぜ、清掃を選んだか?
それは偏に「清掃なら、おじさんおばさんばっかりで、若者がいないであろうから」である。
若者がいると、若者同士で、若者らしい話題を話さなくてはならない。
それが嫌だったのです。

いざ働いてみると、ほぼ狙い通り、
「♪まったく 若者ぁ 俺一人」(吉幾三)
の現場で、ひたすら清掃をしまくっていたら、チームのおじさん、おばさんから仕事ぶりを認められた。
床にモップを掛けまくって洗いまくって、掌にタコができてゴツゴツしていたのが誇らしかった。
私の大事な思い出です。
ろくに勉強しなかったせいで、次の受験は夜間学部しか合格しなかったので、浪人1年+夜学4年の足かけ5年間、昼間はほぼフルタイムで地下に潜って清掃していました。

やがて就職シーズンとなり、私はいろいろ考えた末、ソフトウェア企業を狙った。
なぜ、ソフトウェアを選んだか?
それは「ソフトウェアの開発なら、誰とも話さず、1人でコンピュータに向かってコツコツできるに違いない」
と考えたからである。
実際に就職してみると、そんなことはなく、チームリーダーやメンバーと話さなくては仕事にならないのですが、なんとか許容範囲だったので、今まで19年間続けることができました。

つらい時期も何度もあったが、そのつらさとは「睡眠不足の過重労働」という性質のものだったので耐えられた。もし、それが「人間関係のドロドロ」という性質のものだったら、私は3日で逃げていただろう。

■結論

自分にとっての「やりたくないこと」を把握して、それを避ければ、仕事はある程度長く続けることができる。長く続ければやがて、やり甲斐がでてくることもある。
(私にとっての「やりたくないこと」は「仕事以上に人間関係の維持にエネルギーを費やさねばならないこと」です)
上記は私個人の考えに過ぎないのですが、
「自分には『やりたいこと』が見当たらない…」
と悩むなら、こんな考えもあると、参考になれば嬉しいです。

言葉へのこだわりいくつか

■助詞「から」を意識して使う

会社にて、Aさんがみんなの前で「明日の会議、中止だよ」と伝えた。
その場で、私もそれを聞いていたとする。
このことを叙述するなら、たいていの人は、
「明日の会議は中止だとAさん聞きました」
というだろう。

しかし、これだと、まるで私が「確認の意思をもってAさん訊ねた」ように感じてしまうのだ。
実態は違う。Aさんが会議の中止について話した時、私は受動的にそれを聞いていたにすぎない。だから私は次のようにいう。
「明日の会議は中止だとAさんから聞きました」

これによって、「受動的に聞いた」ニュアンスを含めようとするわけだ。

■修飾語の範囲を明確にする

レストランにて、
「当店のおすすめは、焼きたてのハンバーグとピラフです」
という宣伝文句が掲げられていたとする。
ハンバーグが焼きたてであることは間違いない。しかし、ピラフはどうなのだろうか?
ピラフは焼くものではなく、炒めるものだ。だから、「焼きたての」という修飾語はハンバーグのみにかかって、ピラフは無関係なのだろう…という考えが頭を巡って、ようやく私は安心する。

私なら、
「当店のおすすめは、ピラフと焼きたてのハンバーグです」あるいは、
「当店のおすすめは、焼きたてのハンバーグ。それとピラフです」
とする。これなら、「ピラフは焼かないよな…」と悩む必要がなくなるからだ。

■その他

あるラーメン屋では、ラーメンを注文した客に、ご飯を茶碗一杯、無料でサービスしている。
ラーメンの注文がある度に、客に対して「ご飯は付けますか?」と確認しているが、ある時、1人の客が、こう答えた。
「大丈夫です」

何が大丈夫なんだよ!!
これは、
「ご飯サービスのお申し出、大変ありがたく存じます。しかし、そのようなお心遣いをいただかなくても私は大丈夫ですので、ラーメンのみお願いいたします」
を省略したものだ。

いったい誰が、こんな気持ち悪い言い回しを始めたのだろう。

■まとめ

文脈次第で複数の意味がとれるような表現を、なるべく避ける。
かんたんな工夫で誤解の余地をなくせるなら、積極的にそれを採用する。

アウストラロピテクスの勝ち

ブログ「Chikirinの日記」
記事「縄文人の勝ち

(引用)
中高年の代表的な口癖といえば、「最近の若いモンはだめだ。オレ達の若い頃はもっと大変だったし、もっと苦労した。それでもオレ達は頑張った。だからここまで来れたんだ。お前らも文句言わずに頑張れ」というパターンのものです。

でもこれって、そう言っている中高年の人だって、その上の世代の人からは同じように言われていたはず。そしてそれを遡ると、最後には・・・
(引用ここまで)

こうして、昔の人が後世の人に対して苦労自慢をし続けて、どんどん時代をさかのぼり、最終的に縄文人が弥生人を評していわく、

(引用)
「オレの若い頃は稲作なんてなかった。だから食料は毎日山や川に探しに行く必要があったんだ。食料が手に入らない日が続くと仲間がバタバタ餓死してしまう。だから毎日、生きるために必死だった。それでもオレは幸せだったよ。弥生時代なら米作が始まって高床式倉庫もあったんだろ?そんなんで不幸なはずがないじゃないか。」
(引用ここまで)

著者はこれをもって、縄文人が優勝したという。
でもこれ、まだ続けられますよね。

旧石器時代生まれの人

「オレの若い頃は土器なんてなかった。だから食物を貯蔵するには穴を掘って放り込んでおくしかなく、腐りやすいし、調理といえばかろうじて直火で焼くのがせいいっぱいだ。それでもオレは幸せだった。縄文時代なら土器を使って煮炊きできるし、なんといっても水を溜めておいていつでも飲めるだろ。そんな時代の奴が不幸なはずがないじゃないか。」

アウストラロピテクス

「オレの若い頃は石器なんてなかったから、狩りにしても己の肉体だけが頼りで、成功率は非常に低かった。新鮮な肉なんてめったに食えず、動物の死体を漁ったりもしたよ。それでもオレは幸せだった。お前らは道具を使って大型動物も倒せるし、肉食獣と遭遇しても撃退できるだろ?それに火を起こして肉を焼いて食えるなんていい時代だよ。そんな時代の奴が不幸なはずがないじゃないか。」

この調子で単細胞生物まで遡ろうと思ったが、さすがに難しいので、優勝はアウストラロピテクスとする。
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