スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

私が死んだら

私が死んだら、葬儀にはパソコン要約筆記を呼んでほしい。
各種アナウンスの音声内容を字幕に出すのはもちろんだが、最も欲しいのは「読経」の字幕化だ。

葬儀において、みんな、読経のフェーズでは「この、わけの分からない呪文、早く終わらないかなぁ…」と感じているであろう。しかし、読経内容がスクリーンに逐次表示されれば、「おっ!?」と驚くに違いない。

パソコン要約筆記では、
「音声内容を聴いて逐次入力する」
以外にも、
「事前に原稿をもらい、それを仕込んでおいて、聞こえたタイミングでテンポ良く出す」
という技がある。これを「前ロール」という。読経についても、事前に僧侶に問い合わせて、○○経をココまで読む、というのが分かっていれば、それがメジャーなお経(般若心経、法華経、etc)であれば、ネットで内容を調べて、事前に前ロールとして仕込みができる。

そして、葬儀本番で、僧侶の声に合わせて、それを粛々と出すのだ。

その際の字幕の出し方にもレベルがある。

【梅コース】
単純に、お経の内容を漢字で出す。般若心経であれば、
「観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時…」
という具合だ。これだと単に、耳で聞く呪文が目で読む呪文に変わるだけで、あまり面白くない。

【竹コース】
お経の内容に加えて、ふりがなを出す。
「観自在菩薩(かんじざいぼさつ) 行深般若波羅蜜多時(ぎょうじんはんにゃはらみったじ)…」
多少はマシになった。

【松コース】
お経の内容に加えて、現代語訳を出す。
「観自在菩薩(観音菩薩が、) 行深般若波羅蜜多時(“般若波羅蜜多”の修行を実践され、)…」
これは面白いぞ!!おそらく史上初の試みだぞ!!

私が死んだら、これをやってほしい(でも頑張っても竹コースだろうな)。
スポンサーサイト

その話は伝わっているか

ある講義の現場で、聴覚障害を持つ受講生に対する情報保障をおこなった。
そこで、講師が次のように聞いてきた。
「私の講義、ちゃんと彼に伝わってますかね?」
情報保障チームのうち、手話のできるメンバーが、当の受講生に対して、講師の疑問を手話で伝えると、彼は
「まあまあね」
といった風情で頷いた。それを見て講師も安心したようだった。

・・・と、ここで話が終わればハッピーエンドだが、そうはいかない。

「講義等の音声情報を、PC要約筆記者が聴いて入力して文字化し、それを、聴覚障害者が読む」
この一連の流れが、ちゃんとうまく伝わっているか?
それを、当の聴覚障害者に質問しても意味がないのである。
なぜなら、彼はにとってはPC要約筆記者が出した文字だけが情報源であり、講義の音声を聞くことができないため、「ちゃんとうまく伝わっているか」を検証しようがないからだ。

話を戻すと、私は正直に言って、その講義での字幕の品質には自信が無い。
講師が非常に早口だったため、話の内容を全て文字化しようとすると追いつかない。そこでPC要約筆記者としては、話された内容のうち、枝葉末節をばっさり切り落とし、重要な幹の部分だけを確実に文字化しなければならないのだが、その選択がうまくいかず、枝葉を追いかけて幹を落とす、という事態が頻発してしまった。

にもかかわらず、なぜ彼は「まあまあ伝わっている」と意思表示したか?恐らく、その講義では事前に大量の資料が配られており、講義内容も基本的に資料に沿ったものだったので、それを読めば大体OKということで、すなわち、PC要約筆記の字幕はあまり当てにしていなかった・・・という可能性が高いと思う。

字幕をあてにしてもらえるように、もっと技術を高めましょう、というありきたりな結論になってしまった。
プロフィール
カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
カウンター
にほんブログ村 その他生活ブログ 献血・ドナーカードへ
にほんブログ村
にほんブログ村 その他生活ブログ ボランティアへ
にほんブログ村
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。