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患者さんからの手紙が届いた

患者さんからの手紙が骨髄バンク経由で届きました。

手紙の内容は骨髄バンクの検閲を受け、個人が特定できる内容は書けないようになっている。
さらに、その内容をここで公開するのも、骨髄バンクとの約束に反してしまい、できない。
(もし、患者さんがこのブログを見たらジェットマグロがドナーであると分かってしまうので)
問題ないと思われる範囲で要約します。
  • 移植後、数ヶ月治療し、先日退院した
  • まだ食欲不振等があるが頑張る
  • 見ず知らずの自分のために移植の痛みに耐えてくれたことに感謝する
  • 今後はこの命で人様の役に立ちたい

(実際は、女性らしいもっと柔らかい文体ですよ)

嬉しい。嬉しいが、正直言って過分な嬉しさだ。貧乏人が急に大金を貰って戸惑うような感じである。私自身がこの骨髄提供によって支払ったコストは、
  • 延べ4日間の有給休暇を使用した
  • 長時間ベッドで仰向けに寝っぱなしで腰が痛くなった
  • 導尿カテーテルを抜くとき××が痛かった
  • カテーテルを抜いた後の排尿時に××が痛かった
  • 手術痕に貼られた巨大絆創膏がかぶれて暫くのあいだ痒かった

この程度であり、こんなに褒められる程のことではないのだ。

真に褒めてやるべきは、day 0、骨髄提供のあの日、巨大注射器で吸い取られ、骨髄バッグに入れられて新天地へと旅立った、我が分身、造血幹細胞たちである。
「新しい主のもとで、ここまでよくやった!」
と言ってやりたい。

ただ、手紙にあったとおり、まだ私の患者さんは十全な状態ではない。「食欲不振等がある」ということは、恐らく現在も免疫抑制剤(食欲を失わせるらしい)の服用が続いていると思われる。移植された造血幹細胞から生み出された白血球が、主の身体を異物とみなして攻撃するので(GVHD)、それを抑えるために免疫抑制剤が必要となるのである。
「主の身体に、もし白血病細胞が残存していたら叩く(GVL)。しかし健康な細胞は攻撃しない」
というのがベストなのだが、我が分身にそんな器用なことができるとは思えない。

いまのミッションは、少しでも早く主に慣れて、免疫抑制剤の服用を減らせるようにすることだ。そして今後ずっと、力と技と団結とで、主を守ってほしい。おまえの主はその女性だ。もうジェットマグロの事は忘れろ、分身たちよ。

我が分身に贈る歌

秘密戦隊ゴレンジャー ED 秘密戦隊ゴレンジャー 投稿者 accusedtale
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自信満々な人に関する考察

■事例1

先日、仕事にて別グループの人を交えて打ち合わせを行った。その人(A氏とする)はベテランで、私よりずっと年長、ちょっと威圧感のある人だ。
少々込み入った内容の質問がA氏からあり、私が回答した。その件はそれで決着したと思ったが、その後、私が資料を全員に配って説明を始めると、何故かA氏が怒り出した。
曰く、配られた資料の内容が、先程のジェットマグロの回答内容と矛盾している、と。

私は始め、何のことか分からなかったが、A氏の怒りの声をしばらく聴いているうちに、だんだんと分かってきた。どうやら、最初のA氏からの質問について、私が意図を取り違えて理解しており、ゆえに間違って回答していたらしい。

そこで、私はまず
「ごめんなさい。Aさんの質問の意図を間違って受け取っていました」
と謝罪してから、自分がどのように受け取っていたかを、丁寧に全員に説明した。
それによってこの件は落着し(A氏はまだ不機嫌そうな顔をしていたが)、やがて打ち合わせも終了した。

■事例2

私が現在携わっているプロジェクトは、複数の会社から15人程度の技術者を集めて進められている。私と同年代のB氏もその一人だ。技術力は高いが、傲ることはなく、とてもフランクな人物である。
B氏と同じ会社から、若手のC氏も来ているのだが、彼はかなりおっちょこちょいで、何か失敗をしては、B氏が指導する、という場面がしばしば見られた。その際、常にB氏が、実に根気強く、にこやかな笑顔を絶やさずに諭すのを見て、私はいつも感心していた。

ある日、帰宅がたまたまB氏と一緒のタイミングになり、道すがら、ちょっと話してみた。

ジェットマグロ
「Cさんがどんなに失敗しても、Bさんは怒鳴ったりせずに指導していて、偉いなぁ、といつも思っていますよ。でも、Cさんが次から次へと新たな失敗を繰り出すものだから、Bさんがそのうちキレてしまわないか、私は心配だ」

B氏
「Cを丁寧に指導するのは、早く一人前になって欲しいからですよ。そうでないと、いつまでも自分が楽をできないですからね。若手に怒鳴ってもしょうがない。
でも、顧客から理不尽な扱いを受けて怒鳴ったことはありますよ。自分は立場が下の者に向けて怒鳴ることはないが、上の者に向けてなら怒鳴る」

■考察1

A氏は打ち合わせの場で何故怒ったか?
それは「ジェットマグロは言行不一致である」と感じ、不快感が生じたからだ。さらに、A氏にとって私が下の立場であることも要因の一つだろう。(A氏が上司や顧客など、上の立場の人に対して腰が低いのを何度か目撃している)
ここで、「不快感が生じた → その原因はなんだろう?何か行き違いがあったのか?」
ではなく、「不快感が生じた → 相手が悪い」
というシンプルな思考回路の持ち主でなければ、怒り出すことは無い。

A氏は常に自信満々である。その自信の内容を一言でいえば、
「常に正しいのは自分で、間違っているのは相手である(明々白々に自分に落ち度がある場合を除き)」
になろうか。

■考察2

B氏はC氏の“また失敗しちゃいました攻撃”にも関わらず、なぜ怒らないか?
それは、部下や後輩に対して感情の赴くまま怒鳴り散らしても、ちっぽけなストレス発散の意味しかなく、育成の観点からはマイナスでしかないことを深く知っているからだ。
そして、
「自分は立場が下の者に向けて怒鳴ることはないが、上の者に向けてなら怒鳴る」
というB氏の言葉からは、氏のプライドが伝わってきた。

B氏は常に静かな自信に満ちている。その自信の内容を一言でいえば、
「エンジニアとして自分が拠り所とするのは技術のみである。政治的権力ではない。この信条で今までやってきた」
になると私は想像している。

PCが起動しなくなった話

■前段

私がネット接続に使用している(正確には「少し前まで使用していた」)パソコンは、2005年に購入したデスクトップ型だ。最近、動作がやたらと重くなってきたので、Windows を再インストールしようと考えた。
その前に、ハードディスクのパーティションを切りなおした。どういう事かというと、今まで、主要な領域を3つに分割し、1つはUbuntuをインストールし、残りをWindowsのC:ドライブとD:ドライブにしていたが、Ubuntuはあまり使っていなかったのでこの領域を潰し、C:とD:に按分したのです。

使用したソフトは EASEUS Partition Manager(EPM) 。Windowsを生かしたままで、GUIでディスクの領域を切ったり繋げたりできる便利なソフトだ。これを使って、Ubuntu領域をクリアし、C:とD:の領域を拡張しました。

マシンを再起動すると、Windowsより前にEPMが割り込んで、ハードディスクの切り直しフェーズに入る。画面表示を見ていると、現在Ubundu領域をクリアしている、とか、D:領域を広げている、などが分かるようになっている。

EPMのハードディスク切り直しフェーズが終わると電源が切れたので、電源を入れ直したのですがWindowsが立ち上がらない。どうも、Ubuntuをきちんとアンインストールせずに領域を潰したのが良くなかったようで、Windows のインストールCDからブートしてコマンドモードにし、FIXMBRコマンドを試みたところ起動に成功しました。

その後、C:ドライブにWindowsを再インストール。諸々のデータはすべてD:ドライブに保存してあるため、C:ドライブは単純にWindowsをクリーンインストールできます。その結果、すっきりと環境を再構築して、Windowsの更新パッチを当てて(121個!)、その日は就寝しました。

■起動しない

翌日、電源を入れたがWindowsが起動しない。ブートユーティリティで調べると、どうもHDDが認識されていないようだ。昨日のEPMによってかなりハードディスクに負荷をかけたので、どこか重要なセクタが焼け焦げてしまったのだろうか…。
とりあえず電源を落とし、パソコン本体のカバーを外して、内蔵HDDを取り外してみる。当然、外見は何の問題もない。

HDDの異常であれば私では手に負えない。ただ、HDDそのものではなく、HDDに電源を供給する部分とか、HDDとマザーボードの接続部分とかに異常が発生したが故に、HDDを認識できない、ということも考えられる。

そこで、取り外した内蔵HDDを、USB接続の外付けHDDとして利用できる機器を用いて、PC要約筆記用のノートパソコンに接続し、D:ドライブのデータを吸い上げる事を思いついた。もし、HDD自体に問題なければ、この方法でデータをサルベージできるはずです。
Yahooオークションで当該機器が出品されているのを見つけ、速攻で落札して入手した。
機器の名前は「裸族のお立ち台」。

■認識しない

早速、問題のHDDを裸族のお立ち台に差し込んで、USBでノートパソコンに接続してみたが、認識しない。
「やっぱりだめか」と諦めかかったが、このとき動作音に何か異音が混じることに気づいた。トラブルの原因は、機械的なものであるかもしれない。

そこで、再度HDDを外して、
・振ってみる
・叩いてみる

再度、裸族のお立ち台を使用してノートパソコンに接続したところ、認識した!!
これにてデータを救い出すことができました。

■やっぱり起動しない

ひょっとすると叩いたことでHDDの機械的トラブルが解消してしまったらいいなぁと期待し、再度、デスクトップPCに接続して起動してみたが、やっぱり起動しなかった。HDDが認識できず。
もう、このHDDは廃棄しかなさそうだ。
廃棄前にデータを救い出せたのはラッキーでした。

こんな勉強をしていこう

  1. パソコンAにApacheを導入し、Webサーバとする。
    パソコンBをAとLANでつなぎ、Bから、ブラウザでAのコンテンツにアクセスする。
    コンテンツは動的なものではなく、ただのHTML紙芝居。
    ここで、B側にHTTP通信内容の確認ツールを導入し、A←→B間でのHTTPのやりとりを確認する。
  2. AのコンテンツにCGIを加える。スクリプトはperlで作成する。
  3. パソコンAにTomcatを導入し、CGIをJava Servlet に変更する。
  4. Java Servlet を JSPに変更する。
  5. DBMSをインストールし、DB接続を試みる。
  6. MVCモデルに基づいてコンテンツを作り直してみる。
  7. 今まではテキストエディタでソースを作成し、コマンドプロンプトからコンパイルしていた。この辺りでeclipseを導入し、開発環境をハイカラにしてみる。
  8. Struts 1 を導入してみる。
  9. Jbossを導入し、EJBを試みる。
  10. 可能であれば、パソコンをもう1台用意し、WebAPサーバとDBサーバを分離してみる。
  11. あるいは、WebサーバとAPサーバを分離してみる。

スマートフォンだ何だと騒がしいこの御時世に、10年も昔に登場した技術をなんで今更、と思われてしまうだろうが、今、自分が保守しているシステムの土台であるJava EE について、基礎からきちんと把握したいのです。
来年3月までに上記がすべてできれば上出来かと思います。
頑張るぞ。

リア充でない人の祈り

最近あった出来事です。
私が電車に乗っていると、途中の駅から、小学生の女の子5人ぐらいのグループが乗ってきて、私のすぐ近くに立った。
私は車両の中央あたりに座っていたが、女の子のうちの1人が、どういうわけかグループから離れ、車両の端のほうに歩いて行き、そこで景色を見たり、車内広告を見たりし始めた。
すると、グループメンバーがそれを横目に見て、笑いながら
「あーあ、やっちゃった」「やっちゃったね」
とヒソヒソ話し始めた。
 
あの子は一体、何を「やっちゃった」のか。
それは、「私は、あなた達のためにこの場の会話を盛り上げ、テンションを高く保つために貢献する意志は無い」という明確な意思表示を「やっちゃった」のです。
 
彼女は、同級生とのお喋りよりも、一人で物事を感じ、考える方が好きなのでしょう。もう少し歳を取れば、適当に周囲に相づちを打つことで、「私は、この場の会話を盛り上げるために、多少できる範囲でなら貢献する意志がある」というシグナルを発信することもできるだろうけど、小学生の彼女には、それができず、一人がいい、という自分の心に正直に行動してしまったのでしょう。
 
そのグループ&彼女はやがて降車しましたが、私は、願わくば、彼女が今後、何とか周囲と折り合いをつける技術を得て、無事に生きていけますように、と祈るような気持ちで見送りました。

(他所のコメント欄に私が投稿したものを再掲しました)

私は「者」になりたい

私は「PC要約筆記奉仕員」です。
県が主催する「奉仕員養成講座」を修了し、試験に合格して活動していますが、今、この「奉仕員」という身分(?)を、
・PC要約筆記者
・PC要約筆記奉仕員
の二本立てにしようという動きがあります。前者の方がグレードが高い。
すでに「奉仕員」として活動している人は、「者」を目指す場合、そのグレードの差分に該当するだけの研修を新たに受けることになりそうです。

私は「PC要約筆記者」になりたい。
というのは、「奉仕員」という言葉によって、何とも座り心地の悪い、尻のあたりがムズムズしてきそうな感じが引き起こされるからです。

奉仕員!!
何だか、汚れ無き清き心を持った人々が、自らを捧げ尽くして活動に励んでいるようなイメージだ…。言うまでもなく、私はそれには当てはまらない。

者!!
何だか、プロ意識を持った人々が、高度な技術を駆使して粛々と活動しているようなイメージだ…。残念ながら、私がそれに該当するかどうかは心許ないが、理想はこっちです。

新たな研修が必要ならば受けましょう。とにかく私は「PC要約筆記者」になりたい。
尻ムズムズから解放されたい。

厚生労働大臣からの感謝状

厚生労働大臣からの感謝状が来た。
ネット上でドナーの体験談を漁ると、どちらかというと、この感謝状は評判が悪い。
曰く、機械的に配られるだけで、大して嬉しくも無い。経費だってかかるだろう、etc

ただ、私は結構嬉しい。というのは、
「履歴書を書くとき、“賞罰”欄のネタに使えるな…」
と考えたからです。
国務大臣からの感謝状だから、“賞”として扱ってもまぁいいでしょう。

   感謝状

       ジェットマグロ殿

あなたはこのたび日本骨髄バンクに協力を
いただき骨髄を提供され血液難病に苦しむ
方々に明るい希望をもたらされました
その崇高なお心は社会の模範となるもので
あります
よってここに深く感謝の意を表します

平成二十四年○月×日

厚生労働大臣 小宮山洋子


この文言は、十年一日の如く変わっていない。
平成12年に提供した人の体験談がネット上にあり、感謝状の写真が載っていたが、改行位置にいたるまで全く同じだった。

「血液難病に苦しむ方々って誰と誰よ。俺が提供したのは1人の患者さんだけだ」
など、突っ込みどころもあるが、まぁこんなもんでしょう。

連携入力とは?(2)

連携入力では、
・話を聴く
・それを打ち込む
・連携ペアの「溜め」を常にチェックする
この3つを常に同時に行う必要があります。
聴きながら打ち、見て、打ち間違えたら修正し、その間にも話を聴いて…という具合です。

これは脳を酷使するので、あまり長時間は続けられません。そこで普通は、2人の連携ペアが2組で、4人でチームを組む。2人が連携入力する時間は10分間。10分経つごとに、入力ペアを交代して続けます。

ここで問題になるのは、「話者は、PC要約筆記の交代に合わせて、わざわざ話を止めてはくれない」という点です。話が途切れなく続く中、どうやって交代するか。

実例を示す。AとBのペアが入力中、交代期にさしかかって、CとDのペアに交代するという状況を考える。
題材は、前回の記事と同様、一人の青年が、己の力を信じ、自ら修業のために東京に出る、という話である。

(長いので途中から)

  1. Aは、IPtalkの機能によってBの溜めを把握し、「Bよ、『二つふるさと後にして、』までを頼む!」と念じながら、自分の溜めに「花の東京で…」から打ち込む。

  2. Bは、IPtalkの機能によってAの溜めを把握し、自分の受け持ち分を察知する。そこまで打ち込んだら、自分の溜めの内容を字幕に移す。

  3. 字幕内容「一つ人より力持ち、二つふるさと後にして、

  4. その時点で話者は「三つ未来の…」にさしかかっている。が、Aの溜めには、「花の東京で」までしか入力できていない。

  5. ここで交代期となり、Dが、IPtalkの機能を使って「交代です」のメッセージを出す。A、B、Cの全員がそれを目にする。(当然、そのメッセージは字幕には出ません)

  6. Cは、IPtalkの機能によってAの溜めを把握し、「Aよ、『花の東京で腕試し。』までを頼む!Bよ、休憩だ!」と念じながら、自分の溜めに「三つ未来の…」から打ち込む。

  7. Bは、IPtalkの機能によってCの溜めを把握し、自分は入力を控えて手を休める。

  8. Aは、IPtalkの機能によって、Bの溜めが空であることと、Cの溜めの内容を把握し、自分の受け持ち分を察知する。そこまで打ち込んだら、自分の溜めの内容を字幕に移す。

  9. 字幕内容「一つ人より力持ち、二つふるさと後にして、花の東京で腕試し。

  10. その時点で話者は「大ちゃんアッ…」にさしかかっている。が、Cの溜めには、「三つ未来の」までしか入力できていない。

  11. Dは、IPtalkの機能によってCの溜めを把握し、「Cよ、『三つ未来の大物だぃ!』までを頼む!」と念じながら、自分の溜めに「大ちゃんアッ…」から打ち込む。

  12. Cは、IPtalkの機能によってDの溜めを把握し、自分の受け持ち分を察知する。そこまで打ち込んだら、自分の溜めの内容を字幕に移す。

  13. 字幕内容「一つ人より力持ち、二つふるさと後にして、花の東京で腕試し。三つ未来の大物だぃ!

  14. ・・・・以降省略・・・・

長縄跳びで、縄が途切れなく回る中、如何にスムーズに入って跳ぶか…に通ずる物がある。
(無いか)

連携入力とは?(1)

PC要約筆記とは、健聴者が、その場の音声を耳で聴きながらノートPCにタイピングし、その内容を主にプロジェクタで投影することで、聴覚障害者に文字情報として伝えることです。

単純にノートPCとプロジェクタを直結して、Windowsのメモ帳に文章を打ち込んでもできますが、実際にはIPtalkという、PC要約筆記専用のソフトがよく使われます。
このソフトの特徴は、
  • 文章を入力する「溜め」の部分がある。メモ帳方式だと、入力ミスが発生した場合、それを修正する所もすべて丸見えで、読み手にゴチャゴチャした印象を与えてしまう。IPtalkなら、「溜め」で修正して、直った文章をプロジェクタに出力することで、読み手にスムーズな字幕(プロジェクタへの投影内容)を提供できる。

  • LANによって複数台のノートPCをつないで、各々IPtalkを起動すれば、互いの「溜め」部分が全員に見えるようになる。

2番目の点は一体何の役に立つのか?と思われるかもしれませんが、これは、2人での連携入力のために必須の機能なのです。
連携入力とは何か?
日本人の話は、平均すると1分間あたり300文字程度と言われています。一方、PCへのタイピングは、普通、速くても一分間あたり150文字程度。つまり、1人で打ち込んだのでは話に追いつかないのです。これを、2人がかりで打つことで、何とかして話に食らいつこう、というのが連携入力です。

実例を挙げる。

一つ人より力持ち、二つふるさと後にして、花の東京で腕試し。三つ未来の大物だぃ!大ちゃんアッチョレ人気者、てんてん天下の田舎っぺ

話者が、上記の文章を話したとしよう。これを、2人がかりで、どうやって打ち込むか。

  1. 話者が、「一つ人より…」と話すと同時に、Aが打ち込み開始。

  2. 話者が、「二つふるさと…」にさしかかった時点で、Aの溜めには「一つ人より」までしか入力できていない。

  3. Bは、IPtalkの機能によってAの溜めを把握し、「Aよ、『一つ人より力持ち』までを頼む!」と念じながら、自分の溜めに「二つふるさと…」から打ち込む。

  4. Aは、IPtalkの機能によってBの溜めを把握し、自分の受け持ち分を察知する。そこまで打ち込んだら、自分の溜めの内容を字幕に移す。

  5. 字幕内容「一つ人より力持ち、

  6. その時点で話者は「花の東京で…」にさしかかっている。が、Bの溜めには「二つふるさと」までしか入力できていない。

  7. Aは、IPtalkの機能によってBの溜めを把握し、「Bよ、『二つふるさと後にして、』までを頼む!」と念じながら、自分の溜めに「花の東京で…」から打ち込む。

  8. Bは、IPtalkの機能によってAの溜めを把握し、自分の受け持ち分を察知する。そこまで打ち込んだら、自分の溜めの内容を字幕に移す。

  9. 字幕内容「一つ人より力持ち、二つふるさと後にして、

  10. その時点で話者は「三つ未来の…」にさしかかっている。が、Aの溜めには、「花の東京で」までしか入力できていない。

  11. Bは、IPtalkの機能によってAの溜めを把握し、「Aよ、『花の東京で腕試し。』までを頼む!」と念じながら、自分の溜めに「三つ未来の…」から打ち込む。

  12. Aは、IPtalkの機能によってBの溜めを把握し、自分の受け持ち分を察知する。そこまで打ち込んだら、自分の溜めの内容を字幕に移す。

  13. 字幕内容「一つ人より力持ち、二つふるさと後にして、花の東京で腕試し。

・・・・以降省略・・・・

私がPC要約筆記に興味を持って、地元のサークルに見学に行ったとき、初めてこの連携入力を目の当たりにして思ったのは、
「これは無理だ!俺には無理だ!絶対無理だ!」
でした。それまでは、1人で聴いて打ち込むものだと思っていたのです。
しかし、練習したら、そこそこできるようになりました。

患者さんからの手紙について

骨髄バンクの決まりでは、ドナーと患者は、骨髄移植から1年間に2往復の手紙のやりとりができる。当然、互いの住所は分からないので、骨髄バンクを介することになる。
現時点で、私は患者さんから手紙を貰っておらず、自分からも出していません(催促するみたいなので)。

day -92の日に適合通知が来てからしばらくは、仮にドナーに選定されたら、患者さんからの手紙が是非欲しいと思っていました。
大抵のドナーも同様でしょう。下記のブログでは、手紙が来なくて考え込んでしまう話が綴られている。
 ブログ:赤と黒
 記事:骨髄バンクでドナーになった経験と、その後の登録を断ったときの話
(手紙以外にも、いろいろな問題点が述べられているが、長くなるのでここでは触れません)

しかし、私は白血病患者さんのブログを幾つか見ていくうちに、考えが変わった。
患者さんは移植後、ほぼ例外なく、GVHD に見舞われる。人によっては、辛い治療がずっと後まで続く。ありていに言えば「のんびり手紙を書くどころじゃ無い」ことが分かってきたのです。

β病院に入院していた時、院内コーディネーターYさんが、患者であるKさんに、
「ドナーさんは手紙を待ってますから、是非書いて下さい」
と勧めていた。
一方、Kさんは
「でも、字が書けないからなぁ。パソコンで打った手紙でもいいかなぁ」
と答えていました。Kさんは、治療の影響で手に痺れがあるようでした。

私はそれを聞いて、
「Kさん、手紙なんか書く必要ないですよ!そんなことより、ご自身の快復に専念してください!」
と乱入しようかと思ったが止めた。Yさんを困らせたくなかったので。

でも、Kさんも、多分どこかで治療中の私の患者さんも、手紙なんか書く必要ないですよ。
勿論、手紙が来たら私はすごく嬉しいし、Kさんのドナーも同じだろうけど、無理してまで書く必要はありません。
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